生きがい
私の入学式式辞の骨子は「生きがい」です。
それは、「人生意気に感ず」という思いからです。
私が思う「生きがい」とは、量や数に置き換えることのできないその人だけのもの、生存理由です。
私は皆さんに幸せの扉を開く黄金のカギを差し上げたいと思っています。それは何かというと、われわれ人間にとって真に生きがいのある生き方とは、自己に与えられたマイナス面を、プラスに逆転させて生きるという努力をすることです。
「運命をつくる100の金言」 森信三
段階
低学年:学校生活に慣れる時期
中学年:後輩に教えながら、先輩に学ぶ時期(一番おもしろい時期)
高学年:素朴な日常から、自らの内面に眠る「生きがい」に気づく変革体験の時期
このスパイラルを中・高でも繰り返し、自らの「生きがい」に気づいていく。
変革体験
「生きがい」は生まれたときから個性として各自の中に存在している。その「生きがい」に気づくには、遊びや学び、成功体験はとても重要。しかし、失敗や喪失によっても気づくことができる。そして、これらの活動の中で、人、言葉、自然等による変革体験が、からだの中に眠る「生きがい」を知らせてくれるきっかけとなる。
変革体験とは、環境に生かされているという気づき・発見。
「生きがいについて」神谷恵美子
この気づき・発見は、何かに必要とされているという使命感につながる。
使命感を感じたとき、人は「生きがい」に目覚める。
変革体験=感謝とも言える。
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